熊本の方言
                 
                     
                 
                     
                 

あいそもこそもなか:無愛想だ
(あん娘はあいそもこそもなかもん。)

あいた!:しまった!
あいた!巾着ば忘れたばい。)

あえる:汚れが落ちる
(こん石鹸で洗うと汚れがようあえるばい)

あえん:汚れが落ちない
(ようこすらんとあえんばい。)

あがしこ:あれだけ
(今日はあがしこしか採れんだったとたい。)

あかっしょ:油蝉
(庭ん木にあかっしょん鳴いとるばい。

あからん:開かない
(こん戸はあからんばい。)

あがん:あんな

あぎゃん:あんな
(あん人はあぎゃんこつばしよらす。)

あくしゃうつ:あきれる
(柿があくしゃうつぐらいなっとる。

あくしゃまめ:いんげん豆
(さああくしゃまめでんくいなはり。)

あくたいばつく:悪口をいう
(人んあくたいばつくといけんばい。)

あげどうふ:油揚げ
(みそ汁にゃあげどうふば入れなっせ。)

あごたたく:さしで口をいう
(なんばあごたたきよっとか!)

あごんおおか:口数が多い
(あんたはあごんおおかばい!)

あすけ:あそこに
(そん本な、あすけあったい。

あすこ:あそこ
あすこがうちん家たい。

あすぶ:遊ぶ
(車んくるけん、道であすぶと危なかよ。)

あずまだご:あんこの串団子
あずまだごば三本くだはり。

あせくる:引っ掻き回す
(そぎゃん引き出しばあせくんなすな。)

あせる:探す
(鶏がみみずを脚であせっとるよ。

あた:あなた
(今かりあたはどけ行くと?)

あたげ:あなたの家
あたげん猫はうち来とったい。)

あたじゃぁ:急に
(そぎゃんこつば、あたじゃぁいうたって分からんたい。

あたどま:あなたたちは
あたどま今日どけ行ったとな?)

あたどん:あなたたち
あたどんな、一緒ん学校ん生徒な?

あっか:赤い
(あたん目はあっかばいた。)

あっか:明るい

あっちゃこし:あべこべに
(あるがさきに打ちかかってきたけん、あっちゃこしやっつけたとたい。)

あっちゃん:あっちに
(勉強ん邪魔だけん、あっちゃん行きなはり。

あっちゃんこっちゃん:あちこちへ
あっちゃんこっちゃん行ったとたい。)

あっで:あれで
あっでよかったとな?)

あっどみゃあ:あいつらは
あっどみゃあ不良だけん付き合いなすな。)

あつる:当てる
(そん役にだるばあつっとな?)

あてっぽし:当てずっぽう
あてっぽしいうたら、あたったとたい。)

あど:踵(かかと)
(そぎゃんあどん高か靴ばはくと危なかよ。)

あとかり:後から
(おどんなあとかりいっけんな。)

あとぜき:入った後の戸を閉める
(部屋にはいったら、すぐあとぜきばしなはり。)

あば:新品
(あたんそん服はあばたい。)

あばかん:沢山
(こぎゃん本ならうちにあばかんあるばい。)

あめがた:飴
(飴屋であめがたばこうてきなっせ。

あゆる:汚れが落ちる
(こん洗剤の方がようあゆるばいた。

あらくたましか:荒っぽい
(あん人はあらくたましかもん。)

あられん:あられもない
(そぎゃんあられんこつばいいなすな。)

ありがとあた!:有り難うさん!
(こりゃまあ!ほんにありがとあた!

ありばっするごつ:ありえないよ
(そんなこつはありばっするごつ。)

ある:あれ
あるばはいよ。)

あるしこ:あるだけ
(まんじゅばあるしこくだはり。)

あんじゃひと:兄さん
あんじゃひとによろしゅうな。)

あんびゃ:加減
(塩んあんびゃは、どうかな?)